「顎変形症」と診断をされた方や、治療を検討している方は
治療にかかる費用が気がかりになっているのではないでしょか。
矯正治療って、お金がかかるイメージありますよね。
さらに、
手術を伴う顎変形症の治療は、期間も長く、治療費にも個人差があります。
実際に私は、治療費が気がかりではありながらも、
まもなく約4年間の治療を終えようとしています。
この記事では、「私の4年間の治療にかかった実際の費用について」ご紹介します。
矯正時期・治療内容などによって個人差がありますので、目安としてご覧ください。
治療費の総額は・・・
顎変形症の治療は
術前矯正 → 手術 → 術後矯正 が一般的な流れです。
その全ての治療でかかった費用の総額は・・・
約45万円
では、各段階での治療費の内訳を紹介していきます。
治療費の内訳
術前矯正
■主な治療内容
・親知らず、犬歯の横を抜歯
・手術後の噛み合わせを想定した歯の移動
(前歯の後退・空間閉鎖)
■期間
約2年
■治療費
毎月1回、矯正歯科へ
毎月の平均費用は、約4,000円
治療内容によっては1万~3万円かかる月もあります。
総額:約20万円
手術の前で結構、治療費かかってたんだな・・・と(;^ω^)
手術・入院
■主な治療内容
・上顎の骨切りによる移動
・下顎の骨部と関節部の分割による移動
ざっくり言えば、上下の顎を動かす手術です。
■入院期間
約3週間
■治療費
高額医療費制度を利用して
総額:約12万円
入院費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
術後矯正
■主な治療内容
仕上げ
■期間
約1年
■治療費
毎月1回、矯正歯科へ
毎月の平均費用は、約2,000円
治療内容によっては5千~1万円かかる月もあります。
総額:約3万円
※実はまだ、術後矯正は完全に終わっていません。
もう少しで終わりそう!という時点の総額です。
プレート除去手術・入院
■主な治療内容
前回の顎切りの手術では、動かした顎をプレートで固定しています。
顎が固定されると、プレートは不要になるので除去します。
前回の手術から約半年後を目安に行ないました。
■期間
1週間
■治療費
総額:約10万円
入院期間が短いわりに、本手術と同等の金額がかかりました。
これは、高額医療費制度(限度額適用)を利用した上での金額です。
プレート除去手術の内容や入院費用については
別記事でご紹介する予定です。
「医療費控除」を申告したら治療費が戻ってくる!?
「医療費控除」とは
1月1日~12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合、
確定申告をすれば、超過した分が戻ってくるというものです。
実は、まだ医療費控除の申告をしていません!
私が治療した2017年~2020年の4年間で
1年間の医療費が10万円を超えた年があります。
『これを確定申告・・・どうやって?』
ということで現在対応中です!
※過去5年前までさかのぼって申告が可能です。
皆さんも医療費の領収書はとっておいてください!
こちらも改めてご紹介します!
おわりに
今回、この記事を書くにあたって
これまで溜めていた矯正歯科等の領収書を整理しました。
一番大きな支払いは、手術にかかる費用と思っていましたが
毎月の治療費も塵積って大きな金額になります。
毎月の矯正歯科で支払う額は、そこまで多くないので大きな負担にはなっていませんでした。
そのため、総額50万円という数字を見て
『しっかりお金かかってたんだな~』と実感しました(;^ω^)
ちなみに、治療費の相場は35万~40万円位とのことです。
この記事が、治療を検討する際の参考になれれば幸いです。