顎変形症の手術では、約2~3週間の入院生活になります。
(手術の4日前に入院、手術後は約2週間で退院)
入院生活では、とにかく自由な時間ができます。
こちらが基本的な1日の流れです。
日によっては検査があったりしますが、基本は自由時間だらけです。
私は、入院前に不安も多少はありましたが
自由時間だらけの入院生活にワクワクしてました( *´艸`)
手術に関する痛みや辛そうな体験だけを知るのではなく、
入院中の自由な時間の楽しみ方をイメージしておくことも大事だと感じています。
そのおかげなのか、看護師さんには
「手術後でこんなに元気な人めずらしいよ!」と言われてました(;^ω^)
この記事では、そんな私の入院中の自由な時間の過ごし方をご紹介します。
明るい入院生活をイメージする参考としてみてください。
自由時間の過ごし方
本を読む
やってたタイミング:手術前、手術後4日目以降
手術前は、本に夢中になれましたが
手術後は、ボーっとして頭使いたくなくなったので
術後3日目ぐらいまではまったく本を読む気になりませんでした。
本は電子書籍がメインでしたが、紙書籍もいくつか持っていきました。
紙と電子どちらがいい?というと
電子と紙の本が両方あると良い!
就寝前やタブレット端末を充電している間は、紙書籍を読んだり
電子と紙でどちらもあると快適な読書時間がつくれました。
自分で本を持っていかなくても、多くの病院で図書室があるようです。
私の病院にも図書室はありましたが、ふらっと立ち寄っただけでした。
本を買うお金が・・・という方なら
入院前に近所の図書館で貸りておくのもありです。
実際に私も借りた本を数冊持っていきました。
ただ貸出期間に注意が必要です。
私の場合、貸出期間が約2週間だったので延長しました。
電子書籍なら kindle がおすすめです。
kindle
さらに、おすすめしたいのが
月額980円で読み放題のkindle unlimited
入院中、相当お世話になりました!
読み放題の対象本が多くて、片っ端から読み漁れました。
動画を見る
やってたタイミング:手術後
手術後1~3日ほどは、なんだかぼーっとしたい状態
この期間は特に動画を見てました。
私が利用していた動画サイトは
◆YouTube
(主に、ビジネス系・大食い系)
◆dtv(月額500円)
(主に、アニメ・ドラマ)
YouTubeでも楽しめましたが
有料の動画配信サービスもおすすめです。
入院前から動画配信サービスに登録してましたが、
見る動画の幅が広がり、楽しみも増えます!
普段は、ドラマばっかりで、アニメを見る習慣はないのですが
「せっかくの自由時間!いつもと違うものを見てみよう!」
と思い、アニメを見てみたら、、、ドハマり。
また、入院する前から、
見たい動画を「お気に入り」や「後で見る」に保存しておいて
入院中の楽しみをつくりました(*ノωノ)
「せっかくなら登録してみようかな?」と
動画配信サービスの登録を考えているけど、
多すぎてどれにすればいいのか分からない( ゚Д゚)という方に
個人的におすすめなのは・・・
私も利用したdtv
各配信サービスの中でも
月額550円という安値でありながら
動画数、種類も十分満足でした!!
入院のためだけに登録するなら
まずは「初回おためし無料」もやっているのでおすすめです!
動画を見るということは
ポケットWi-Fiは必須
さらに、容量は無制限がいい!
持っていないという方なら
レンタルWi-Fiの利用がおすすめです!
私もポケットWi-Fi(容量7GB)を持っていったのですが
術後3日目あたりに容量不足になくなりました( ;∀;)
その後は、ありがたいことに同室の方に助けていただけて
なんとか乗り切れましたが・・・
絵を描く
やってたタイミング:手術前、術後6日目以降
手術前には目の前にあるモノを描いてたり、
手術説明で見た顔の骨格の模型を描いてました。
骨格を描いているとこを看護師さんに見られ
「え、怖い」ってちょっと引かれて、、、
描いた絵は捨てちゃってみたいです。
手術後は、動画ばっかり見すぎてるな~と思ってから
「この期間に何か極めよう」と思い・・・
トリックアートを書いてました。
ネットで見た絵を真似してこんな絵を
時間を忘れて黙々と書いてました。
勉強する
やってたタイミング:手術前、術後5日目以降
病室内は、集中できる空間と時間が確保できます。
特に手術前は頭を使うことに積極的でした。
なんせ、体も心も元気な状態!
手術日を待つこの期間もただただ過ごすだけでは
もったいないという感覚でした。
ちなみに私は、この期間に今までやってこなかったけど
これからやろうと思っていることの1歩をこの期間にスタートしました。
社会人の方なら、
やりたいと思っていたけど、時間がなくて後回しにしてきたというものがあればぜひ!
手術後は、動画モードに入ってしまい
勉強モードに戻るにはちょっと時間を要しました。
お風呂に入る
やってたタイミング:毎日(手術後数日は禁止)
お風呂も自由時間に入ることができます。
14時~20時半の間に自由で、
所要時間は30分間でした。
普段、一人暮らしではシャワーしか使わないけど
ここぞとばかりに湯船につかりました。
明るい時間に入ったり、入浴剤を楽しんだり
なんだか気分転換に良かったです(*´ω`)
売店・コンビニに行く
やってたタイミング:手術前、術後6日目以降
手術の4日前に入院したため
食事の制限もなく自由でした。
手術後は口が開けなくなる。
固形物が食べられなくなる。
と、知ると
「術後の2週間を乗り切れるように、今のうちに食べておきたいものを食べよ!」
と思ってしまうもので
売店・コンビニに通ってました。
気分としてはLチキとか、ジャンキーなもの!と思いましたが
朝昼晩でがっつり、しっかりしたご飯が食べられたので
実際に買ったのは
コーヒーとスイーツぐらいでした・・・
手術後は、何を買うでもないけれど
「流動食に入れられそうなものないかな?」
「なんか食べられるものあるかな?」
「退院したらこれ食べよ!」
と思いながら、お散歩がてら立ち寄ってました。
食べられるようになってからの楽しみをつくる!
これは、コンビニに関わらず
常にやっていました( *´艸`)
病院内を散歩する
やってたタイミング:手術前、術後6日目以降
手術前は、別の階へふらっと行ってみたり、
エレベーターの利用を控え、階段を上り下り。
手術後は、術後3日目くらいまでは
あまりうろうろできませんでした。
そのため、ベッドの上にいる時間が長くなってました。
ベッドから動かない上に、流動食生活という状態。
顔覆う弾性包帯も外れた頃、
久しぶり階段を上り下りしたときには、衰えを感じました。
病室内でも適度に動いておかないと、、、私みたいになっちゃいます。
同じ病室の人と喋る
やってたタイミング:毎日
複数人の部屋だった場合、同じ症状の人とは限りません。
同じ症状の方もいましたが
他にも口腔がんの方、親知らず抜歯の方など
との出会いがありました。
看護師さんに
「手術後でこんなに元気な人めずらしいよ!」と言われるまでに
私が元気だった一番の理由は、
同じ病室の方と楽しく過ごした時間があったからです。
お姉さんのクロスワードパズルを一緒にやったり
退院したらまず何食べるかを考えたり。
何を話したかなんて、ほぼ覚えていませんが
とにかく毎日笑っていました。
他愛のない会話もあれば
自分の病気のことを話してくれたりして
それでも笑い話になって、、、
考えさせられるひと時もありました。
きっとこんな経験はなかなかできません。
この病室で、この人たちと一緒になれて良かった
と感じる時間でした。
おわりに
暗い入院生活よりも明るい入院生活をイメージした方がいい方向へ進みます!
サービスやアイテムを利用して入院生活も豊かになります。
同じ日に入院した方から言われた
「いいね!これからが楽しみな明るい入院だね」
という言葉が忘れられません。
手術後は自由時間をどう過ごすかで
回復の仕方も変わってきます。
私は、このせっかくの自由時間を
"大事な時間・貴重な時間"にしようと意識して過ごしました。
何も考えないと、ただただ時間が過ぎてしまう。
暇つぶしという感覚で時間を過ごすのはもったいないです。
これから入院という方には
楽しい・明るい入院生活イメージして、手術に向けての心の準備をしてみてほしいです!
この記事が、これから入院される方のなにかお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。