顎変形症での手術では、約3週間の入院生活になります。
まもなく手術を控えている方は、持ち物の準備を始められるのではないでしょうか。
実際に約3週間の入院生活を送った、私の実体験を通して、
持っていって良かった!持っていけば良かった!と感じた
おすすめしたい持ち物を以下のジャンル別に8つご紹介します。
・自由な時間を快適に過ごす
・飲食のストレスを減らす
・睡眠の質を上げる
特に「飲食」の持ち物は、顎変形症の入院ならではです。
「それを持っていくのは分かってるよ!」
みたいな持ち物もあると思いますのでご参考までに。
また、Youtubeでもご紹介しています!
自由な時間を過ごすとき
①延長コード
私は
「延長コード持っていこうかな?どうようかな?」と悩んだ末に
「あ、忘れた・・・」
「うわ、持ってこればよかったー!」という結果になりました。
【おすすめしたい理由】
病室のコンセントが使いづらいところにありました。
しかもiPhone用の充電コードが短かくてギリギリ。
不安定で充電しづらい・・・。
という状態で過ごしました。
また、私の病院ではコンセントは2口ありましたが
病院によっては1口しかないところもあるようです。
私が電源を使用したのは
iPhone・タブレット・ポケットWi-Fiの充電・ヘアアイロン
これでも私は2口で十分でした。
充電するものが多くなりそうな方も、そうでない方も
万が一を想定して持っていくことをおすすめします。
②ポケットWi-Fi
特に、データ量が無制限で高速通信のポケットWi-Fiです。
ポケットWi-Fiは、すでにお持ちの方も多いのではないでしょうか?
【おすすめしたい理由】
入院中は動画を見て過ごす時間が多くなりがちです。
手術前は本を読んだり、勉強したりと頭を使うことに時間を費やせるのですが
術後1~3日目は、頭を使う気にはなれませんでした。
そのため、ぼーっと動画を見て過ごしていました。
私はポケットWi-Fiを持っていなかったので、実家で持て余してるものを拝借していきました。
そのポケットWi-Fiは、データ量が7GBだったのですが
術後3日目に速度制限がかかってしまいました。
それ以降は、運よく同じ病室のお姉さんのWi-Fiに乗っからせてもらうことができましたが・・・。
そんなことにならないためにも、データ量は無制限がおすすめです。
今、Wi-Fiを持っていない方は、ぜひレンタルを利用してみて下さい。
同室のお姉さんが利用していたのがレンタルのWi-Fiでした。
私も、これを利用すれば良かったな~と( ;∀;)
レンタル方法も簡単で
ネットで申し込むだけで、郵送でWi-Fiが届きます。
使用後も郵送で返却すればOKです!
③スマホスタンド
ポケットWi-Fiと同様に、動画視聴やタブレットでの読書のときに便利なアイテムです。
私のiPhoneには、スマホリングつけてるから必要ないかな?と思いつつ
2台目のタブレット用に持っていきました。
持っていったのは、プレゼントで貰ったパンダのスマホスタンド。
【おすすめしたい理由】
私の場合、スマホスタンドによって手元が楽になるだけでなく
自分の癒しにもなったり、看護師さんとの会話に繋がったりと、
このスマホスタンドだけでも気分が変わりました!
持ってきて良かったな~と(*´ω`)
なので、自分の好きなキャラクターなどのスマホスタンドを持っていくのもおすすめです。
入院のために新しいアイテムを買うと気分も上がります!
さらに、動画の見やすさ快適さを求めるなら
"横になりながら使える"スマホスタンドもおすすめです。
これもまた同室のお姉さんが持ってきていて「それいい!」と思ったアイテムです。
スマホリングでもスタンドでも横になってしまえば、手で持つしかなくなります。
そんなときに出番です。
飲食のストレスを減らす
④吸飲み
水を飲むときに使う
小さいじょうろみたいなモノです。
私は必要になると知らなかったので持っていきませんでしたが
ムダな労力を使わないためにおすすめします。
【おすすめしたい理由】
入院した時に、看護師さんからの説明では
「手術後は吸飲みあった方がいいですよ。」と言われましたが
それでも買わずに、ストローで飲むことを選択!
はい、なめてました。
結果・・・
(手術後2~3時間後に水を飲んでよくなります。)
手術後は口にチューブが入っていて、ストローはくわえにくい。
口元の感覚がにぶかったりするため、吸う力が入りにくい。
なので、ちょろちょろちょろ~としか飲めなかった。
看護師さんに「飲むの上手だね~!」と言われましたが
実際は、満足するほどには飲めてなかったです。
手術直後は、吸飲みのほうが絶対に楽です。
吸飲みは、売店でも購入できますがちょっと割高。
ほんと手術直後しか必要ないので、100均さんにお世話になるのがいいと思います。
他にもストローがついているコップも売っていますが
傾けたら飲める形状がおすすめです。
⑤飲むゼリー
私自身は、持ち物として全く頭になかったですが、母が調達してくれました。
【おすすめしたい理由】
術後は流動食の生活が始まります。
あまり食べたという感覚がなく、すぐにお腹空いてました。
そんなときに毎日ではありませんが、飲むゼリーを食べてました。
同じように間食として、飲むゼリーを食べている方が多いようです。
例えば
・カゴメ野菜生活
・ミニッツメイド 朝リンゴ、 朝バナナ
・ポカリスエットゼリー
など、これらの種類であればわざわざ持っていかなくても
売店やコンビニでも購入できるかもしれません。
"クラッシュタイプの蒟蒻畑"は、ちゃんと噛ませようとしているから、
噛めないこの時期は選ばなかったです。
※ただし、これらは飲みすぎには注意です!
でも、普段な買わないものを買って、ちょっとした贅沢をするのもありだったなと。
入院生活のなかに、そんな楽しみをつくっておくのもいいですね!
⑥粉末状のだしやスープの素
流動食のメニューである重湯に入れるためのモノです。
こちらも私自身は、持ち物として全く頭になかったので、現地調達しました。
流動食生活の後半に、
鶏がらスープの素をコンビニで購入
うどんスープの素を同じ病室の方からもらいました。
【おすすめしたい理由】
流動食生活が後半、ストレスになってきます。
流動食の基本メニューは
・重湯
・みそ汁
・野菜のポタージュ
・栄養補助飲料
・野菜ジュース
その中で、重湯を好む人は少ないですが、私には重湯が救いになりました。
基本的に甘いものばかりなので、塩分を欲します。
そんなときに重湯に鶏がらスープやうどんスープの素を入れ始めました。
お粥の上澄みなので味の主張が薄く、入れた粉末の味に馴染んでくれます。
入れるモノは、具がなく、溶けやすい粉末タイプのだしの素をおすすめします。
うどんスープの素には乾燥ネギが入っており、
口が開けない、歯磨きができない状態では厄介なものになってました。
睡眠の質を上げる
私は全く頭になく持っていきませんでしたが
「持っていけば良かったな」と思った睡眠を快適にするためのアイテムです。
⑦アイマスク・耳栓
【おすすめしたい理由】
就寝後、看護師さんが懐中電灯をつけて見回りに来ます。
こちらの眠りが浅いと懐中電灯の明るさと気配で目覚めるときがあります。
耳栓は、同室の患者さんのいびき対策や気配消しにもいいです。
同室の患者さんの呼び出し音や、患者さんのしんどそうな音が聞こえたりします。
なかなか眠れないときは「アイマスクと耳栓、持ってこれば良かったな~」と特に思ってました。
快適な就寝時間を確保するためには、おすすめです。
⑧まくら
【おすすめしたい理由】
私の病院のまくらは、パイプが入った固めのまくらでした。
普段、まくらにこだわりがない私ですが、少し寝にくいなと感じました。
まくらを使わないという選択をしてました。
快適に眠るために、自分に合った使い慣れたまくらを持っていくのはおすすめです。
おわりに
私は、入院や手術の不安を持つよりも、入院自体を楽しみました。
持ち物によって、入院生活を楽しく・快適にすることもできます。
また、入院生活を通して
「これ便利だな~普段の生活ってありがたいんだな~」
と気付くことばかりでした。
入院生活が少しでも快適に過ごせるように、この記事が参考になれれば幸いです。
別記事では、全ての持ち物についてご紹介しています。
持ち物チェックリストもありますので、活用してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。