先日のコンサートで、長山洋子さんに夢中になってしまった30代の女です。
私はこれまでにハロプロ、AKB、乃木坂、他…のアイドルヲタクをしていました。
諸事情により、現在のアイドルを追いかけることはなくなってたそんな時、、、
20年ぶりぐらいに長山洋子さんをテレビで拝見。
すると、かっこよさと美しさを持ち合わせた素敵な演歌歌手になっているではありませんか!!
しかも、元々アイドルをしていたなんて知らなかった!
ドルヲタだった私が長山洋子さんを好きになるのは自然の流れなんだと確信(*ノωノ)
長山洋子さんがデビューした80年代と言えば昭和のアイドル全盛期!
ちなみに好きな方は、山口百恵さん、石野真子さん、中森明菜さんです。
リアルタイムで見たかったこの黄金のアイドル時代に長山洋子さんもアイドルだったなんて、もっと知りたい!!
ということで、この記事では長山洋子さんのアイドル時代を探っていきます。
長山洋子さんの経歴
昭和43年(1968)東京都生まれ、4歳からお父さんと民謡を習う。
中学生の頃、テレビで民謡を歌っているところをスカウトされた。
当初は演歌歌手としてデビューする予定で、ボイストレーニングを重ね順調に歩み続けていた。「16歳の長山にはまだ演歌は早すぎる」との見方が事務所スタッフ達の中で強まったため路線を急遽変更することに。
1984年4月に女性アイドル歌手としてデビューし、1990年までの6年間アイドルとして活動した。
その時のキャッチフレーズは『ぼくの青春(とき)をとめる、少女がいた』
1993年、「演歌元年」をキャッチフレーズに「蜩-ひぐらし-」で演歌歌手として再デビューした。
アイドル時代の歌
1984年4月 | 春はSA・RA SA・RA |
1984年8月 | シャボン |
1985年2月 | 密やかにときめいて |
1985年4月 | 瞬間(とき)はファンタジー |
1985年8月 | ゴールドウィンド |
1985年12月 | 素顔のままで |
1986年5月 | 雲にのりたい |
1986年10月 | ヴィーナス |
1987年3月 | ユア・マイ・ラヴ |
1987年6月 | 悲しき恋人たち |
1987年10月 | 星に願いを |
ハートに火をつけて | |
1988年1月 | 反逆のヒーロー |
1988年5月 | ロンリーグッドナイト |
1988年12月 | KOIKO |
1989年2月 | 瞳の中のファーラウェイ |
1989年7月 | 肩幅の未来 |
1990年8月 | If We Hold On Together |
終わらないセレナーデ |
ちょっとアイドルかじってたぐらいかと思ったらがっつりアイドルだった。想像より多い。YouTubeで当時の映像とともに聴いてみました。
その当時の音楽の流行なんかも添えています。
1984年 デビュー16歳
・荻野目洋子さん、神野美伽さんも同年にデビュー
・1982年デビューの中森明菜さんは「北ウイング」、「十戒」他2曲を発売
・日本有線大賞はテレサテンさんの「つぐない」
・他ヒット曲は、わらべ「もしも明日が。」、安全地帯「ワインレッドの心」など
デビュー曲『春はSA・RA SA・RA』
イントロ好き。初々しいお顔がかわいい。
この顔でこの歌声、歌の上手さはびびる。
1985年 売上伸び悩む
・おニャン子クラブが「セーラー服を脱がせないで」でデビュー
・中森明菜さんは「ミ・アモーレ」「SAND BEIGE-砂漠へ-」他2曲を発売
・日本有線大賞はテレサ・テンさんの「愛人」
・他ヒット曲は、チェッカーズ「ジュリアに傷心」小林明子「恋におちて」など
『密やかにときめいて』
ちょっと楽曲大人っぽい。サビの「会いたい~」が耳に残る。
ただ肩を動かす振り付けがどうにも…だせえ。
『瞬間(とき)はファンタジー』
アイドルっぽさ戻ってきた。振り付けもじわる・・・
『ゴールドウィンド』
これ好き。これもアイドル感があって曲調がつぼ。
最後の「ゴールドウィ~~~ン」が歌の上手さを加速させている。
髪をばっさり、短くなった!
『素顔のままで』
スローテンポな曲で歌詞も歌声も大人っぽい。
これは今の長山洋子さんに歌っていただきたい( *´艸`)
1986年 ヴィーナスで初オリコントップ10入り
・おニャン子クラブから新田恵利さん、国生さゆりさんがソロデビュー
・中森明菜さんは「DESIRE -情熱-」「ジプシー・クイーン」他2曲を発売
・日本有線大賞はテレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」
・他ヒット曲は、石井明美「CHA-CHA-CHA」少年隊「仮面舞踏会」など
『雲にのりたい』
存じ上げていなかったのですが黛 ジュンさんという方のカバー曲。
オリコン順位はこれまでで最高の35位。
前作から優しくやわらかい曲が続いてて、ちょっと物足りない・・・
『ヴィーナス』
デビューから2年、この流れで来るのか。前作からの緩急!
これで初のオリコントップ10入り!!
大人の長山洋子さんが「ヴィーナス」を歌っている姿を見て惹かれたので好き。
やっぱりアイドル時代の代表曲!
にしても、雰囲気まで荻野目洋子さんとかぶりってるような。
1987年 オリコントップ10入りが続く
・おニャン子クラブ解散、工藤静香さんが「禁断のテレパシー」でソロデビュー
・中森明菜さんは「TANGO NOIR」「難破船」他1曲を発売
・日本有線大賞は瀬川瑛子さんの「命くれない」
・他ヒット曲は、吉幾三「雪國」光GENJI「STAR LIGHT」など
『ユア・マイ・ラヴ』
洋楽カバー2作目、ドイツの女性シンガーPatty Ryanの「You're My Love, You're My Life」のカバー
『悲しき恋人たち』
イントロ好き。髪がまだショート。ゴリゴリショート。
サビのメロディが上下する不安定さが好き。
洋子さんはかっこいい系で押されてたのか~
『ハートに火をつけて』
かっこいい系の曲が続く
『星に願いを』もA面らしいけど、歌唱動画が見つからなかった
1988年 勢い落ち着く
・中森明菜さんは「TATTOO」「
・日本有線大賞は桂銀淑の「夢おんな」、レコード大賞は光GENJI
・他ヒット曲は、光GENJI「パラダイス銀河」「ガラスの十代」など
『反逆のヒーロー』
イギリスのバンド、Johnny Hates Jazzが1987年に発表したシングル「I Don't Want to Be a Hero」のカバー曲。原曲めっちゃいい!
洋子さんはパンツスタイルで、まだ髪がショート。
そろそろ髪伸ばして欲しいなあ。
この曲までがオリコントップ10入りでした。
『ロンリーグッドナイト』
イギリスの女性歌手ロレイン・マッケイン (Lorraine McKane) が1984年に発表した楽曲「Let The Night Take The Blame」のカバー曲
パンツスタイルの衣装
『KOIKO』
歌と衣装の系統を変えてきた。
アイドルの終わりが見えてきた感じがする。
www.youtube.com
1989年~1990年 アイドル氷河期
・1989年、中森明菜さんは「LIAR」の1曲を発売
・1989年の日本有線大賞はプリンセス プリンセスの「Diamonds」
・1989年、音楽番組「ザ・ベストテン」が終了
・1990年、ゴールデンタイムの生放送音楽番組が続々と終了
『瞳の中のファーラウェイ』
曲はけっこういいしアニメ主題歌感あるな~と思ったら、やっぱりアニメ映画の主題歌だったようで。
『肩幅の未来』
作詞が中島みゆきさんで、作曲が筒美京平さんとか最強じゃないか!!
と思ったけど、そうでもなかった・・・
でも、スルメ曲っぽいなこれ。
『If We Hold On Together』
ダイアナ・ロスの楽曲のカバー。
アイドル歌手として最後のシングル曲。
歌ってる映像すらない。
しっとり系の曲でアイドルお疲れさまでした。ってなる曲
探り終えて・・・
1980年代、楽しそうなくらいアイドルが盛り上がっているとき。
そりゃ可愛かったらアイドルにされちゃう時代ですね。
でも私がリアルタイムでアイドルの長山洋子さんを見てたとしても、たぶん推してないんだろうな~。
デビューから順を追って歌を聞いて、ヴィーナスから完全に見た目も歌う曲も変わったし、後半は迷走している感じがして早く演歌歌手になってほしいとすら思った。
それぐらい、時代の流れと本人の雰囲気からも演歌への転身が大成功でしかない。
アイドルから演歌という選択肢があったことがすごいし、演歌に転向してくれてありがとうございます。
ってなった(*´ω`*)
演歌がより聴きたくなるし、好きになった。
でも、今の長山洋子さんがヴィーナス以外のアイドル時代の歌を歌う姿も見たい(*ノωノ)