「顎変形症の手術が怖い!失敗したらどうしよう?」
「不安」と「やりたい」気持ちで葛藤している方のではないでしょうか。
実際に私も、治療に対する恐怖があったものの
気付くと入院する頃には、大きな不安や恐怖心もなく手術に向かっていました。
当時の私が、ほぼ無意識でやっていた考えと行動が、
実は不安をなくすことに繋がっていたのだと気付きました。
この記事では、「そんな私が何を考え、何をして不安をなくすことができたのか」をご紹介していきます。
「手術が怖い」と感じる点は?
まず、皆さんがどんなことに恐怖を感じるのかというと
・顔にメスを入れるという行為
・複雑な手術方法
・痺れなどの後遺症
・術後の顔の腫れ
・術後の状態
・術後の顔への不満
・・・・
などではないでしょうか。
「顔面にメスが入ってアゴの骨を切る!?」
「アゴの骨を切って、上下でずらす!?」
なんじゃそりゃ!そんなことできんのかい( ゚Д゚)
「痺れが残る可能もある!?」
そんなリスク言われても、それは先生の腕に託すしか( ゚Д゚)
「アゴ上下をずらすことで、鼻が上向きになることもある!?」
それは、普通にイヤだわ( ゚Д゚)!
と、病院からそんな説明を受けたら怖くないわけがない( ゚Д゚)!!!
私たち患者側は、
手術の詳しい説明を受けるに従って、ますます不安になっていくんです。
不安をなくす考え方
【考え方①】感じる怖さと向き合う
怖いという気持ちを完全に消すことはできないかもしれません。
だからこそ、自分が何に対して怖いと感じているのかに気付くことが大事
怖いという感情を見ないようにするのではなく
「そりゃ怖いよね」と、自分の感情を受け入れるんです。
その結果、私は
■起きるかも分からないことに不安になってもしょうがないな
■私すごいこと経験しようとしてる!
■まあ、なんとかなるっしょ
と、こんな風に思えるようになっていました。
【考え方②】自分にできることは何か
また、自分の感情を受け入れる際に大事なのは
現実を受け入れ、その中で自分に出来ることは何か
ということです。
現実:痺れが残る・鼻の形が変わるという可能性がある
→自分にできることは何?
私のこの答えは「何もない」でした。
(不評な病院に行くのを避けるぐらい?)
というのも
手術は先生に任せるしかないからです。
自分にできるとすれば、心も体も健康な状態で手術に向かうこと
また、その可能性がどれだけ低くても、
手術の危険性を説明することが病院の義務です。
その現実を受け入れると
起きるかも分からないことに不安になってもしょうがないな
と思えました。
「そんな考えできるなんてポジティブな人なんだな~」
と思われたかもしれませんが、根はネガティブ。
なので
「考え方を変えようとするのではなく、行動を変える」
これを意識して、次に紹介する【行動】をしていました。
不安をなくす行動
私が行なっていたことは・・・
①情報収集をやり過ぎない(体験ブログを読み過ぎない)
②朝のニュース番組を見ない
ブログやYoutubeで情報を発信しておいて・・・
と思いますが、これが重要だったんです!!
【行動①】情報収集をやり過ぎない(体験ブログを読み過ぎない)
一つ目の行動が
『情報収集をやり過ぎない(体験ブログを読み過ぎない)』
顔が腫れた写真を見たら、、、
痛い!辛い!という体験を知ったら、、、
「あぁ、私もそうなるか~」と不安になりますよね?
実際に私も、手術が必要だと知ったとき
体験ブログ読み、術後の顔が腫れている写真を見ました。
「うわぁ・・・・(-ω-)」
それ以来、見るのをやめました。
不安になるから。
嫌な気分になったから。
実際に手術を経験して感じたのは
どんなときに痛いとか知らなくていい
と、いうこと。
不安になる情報は病院の説明だけで十分!!
【行動②】ニュース番組を見ない
さらにもう一つ重要な行動が、
『ニュース番組を見ない』
ニュース番組って不安になるような情報が多いように感じませんか?
どこかでの事故、殺人、感染という恐怖を煽る文字がでてくる。
私たちは、知らず知らずのうちに負の言葉から影響を受けているんです。
これは脳の仕組みだったり、小難しい話もあるのですが・・・。
イメージは
・乗り物酔いしやすい人は、船を思い浮かべるだけで気持ち悪くなる
・効果のない薬も、「この薬効くよ」って言われて飲んだら治る
みたいに
ある情報を頭でイメージして、思い込んで
・・・すると、それが現実になる。
普段どんな言葉を耳しているかが大事で
負の情報を入れて負の感情でいると、負の現実になるものなんです。
なんだかふわっとしていて、実体験がないと伝わりにくいですよね(;^ω^)
「痛い」という情報を入れたら、「痛いんだ」と思い込み、本当に痛くなる。
という感覚だけでも、知ってもらえたらOKです!
これを意識すればOK
とは言っても、
ただ痛い・辛いといった情報だけじゃなく
入院生活の参考になる情報や
"やって良かった"という明るいブログもありますよね。
この2つの行動で防ぎたいのは
「マイナスの感情をつくらないこと」
なので、体験ブログなどを読んでいて
ネガティブな情報が多いと思ったら見るのをやめる!!!
見ていて不安になりそうと思ったら見るのをやめる!!!
このように、全ての情報を受け取るのではなく、
自分の気持ちの変化で、判断してみてください。
おわりに
手術の日が近づいてきても
「あれ、そんなにビビってないな私」
「看護師さんすごい脅してくるけど、そうでもないな私」
という状態で手術日を迎えました。
※多少は緊張してます
さらに、手術後には看護師さんにも
「こんなに元気な人めずらしいよ。◇◇さんの経験談聞いても例外だから参考にならないね」と言われてました。
こんなことを言われるのも、
①情報収集をやり過ぎない(体験ブログを読み過ぎない)
②朝のニュース番組を見ない
ご紹介した2つの行動をとっていたからです!
ろくに情報収集していない私は、
実際に入院すると知らないことが多々ありました・・・
それでも大して影響がなく、なんなら術後の状態が良好だったのも事実です!
この記事が、これから手術に向かう方、治療を悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。