3Dペンで「白川郷」を作ってみた!下書きから完成までの工程

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3Dペンとは?


ペン先から溶かされた樹脂(フィラメント)が出てきます。

その樹脂が固まることで、立体的な作品を作ることができます!


3Dプリンターのペンバージョンといった感じです。

 

よく作品事例としては
東京タワーやエッフェル塔、自転車や車、キャラクターものなどが作られています。


3Dペンの種類

 

3Dペンの種類は大きく2種類あります。 

1.ペン先が熱くならない安全なもので、ライトで固まるタイプ(光硬化樹脂)

電源が不要であり、ドリームアーツペンなど子ども向けの商品に多いです。

 

2.ペン先から熱い樹脂が出て、冷めると固まるタイプ

電源が必要であり、子どもも使用できますが、熱くなるので注意が必要です。

 

3Dペンの使い方

電源タイプの3dペンの基本操作は

①ペンに樹脂(フィラメント)を入れる

②ボタンを押すとペン先から溶けたフィラメント が出てくる

③描く!

 

フィラメントの入れ方やボタンを押してる間だけフィラメントが出てくるなど、メーカーによって操作の違いはありますが、基本は単純です。 

3Dペン「Homecube」の使い方を動画にまとめています。


【3DPen】3Dペン「Homecube」の使い方

 

お家(白川郷の合掌造り)を作ってみよう!

実際に家を作ってみました。
家と言っても今回は世界遺産である「白川郷の合掌造り」風を作ってみました!

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【工程】

1.白川郷の写真を見ながら、下書きを書く

正面、横、上部のパーツを書きます。こんな簡単なイラストで。

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2.下書きの紙にトレーシングペーパーを重ねる

セロハンテープなどで固定します。

 

下書きした紙の上に直接、描くこともできますが、
固まって剥がすときに紙まで一緒に剥がれる可能性が高いです。

なので、下書きが透けて見えるトレーシングペーパーを使うのがおすすめです!

似たような素材だと思ってクッキングシートでもやってみましたが、
ツルツルしすぎて描くのは難しかったです。

 

3.下書きをなぞるようにトレーシングペーパー上に描き、各パーツをつくる

同じパーツを作るときは、固まったら剥がし、もう一度描きます。

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屋根と壁の色が違うのでフィラメントを変えます。

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4.各パーツを組立てる

接地面をフィラメントを流し、くっつけます。

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屋根と壁をくっつけます。

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5.組立てたパーツに直接、窓部分を描く

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おわりに

ものづくりを楽しむ!ということで3Dペンを使ってみました。

面を作るときはひたすら線を重ねていくので、コツコツと作業を進めていきました。

時間かかかってしまうかもしれませんが、自由度が高いので楽しいです!

商品化されていないような模型も、3Dペンでなら手軽に形にできますね!

つくりたい建物が橋があるので、これからつくってみます!